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【癒しのライフスタイル】Vol.16 桜を愛でる、桜を味わう (2017/04/03)


【癒しのライフスタイル】Vol.16 桜を愛でる、桜を味わう




                          すえざわ ちはる

見事に咲き誇った満開の桜は圧巻だが、春の嵐に乗って舞い上がり、
無常にもあっという間に散ってしまう。そのような光景を目の当たりにすると、
生命の美しさに潜む力強さと儚さが相まって私の中に混在し、
桜と自分が重なり合う。

センチメンタルな気分になるのは、きっとそのシンクロニシティのせいだと思う。
宇宙の長い歴史から比べれば、ヒトの一生も桜が散ってしまうのと同じく、
ほんの僅かな間に起きる出来事。その間の一瞬でもいい、精一杯生きて、
来るべき時に私なりの花を咲かせようと、春が来る度に心機一転スタートさせる自分がいる。

桜はとりわけ日本人にとって特別な存在だ。
行楽シーズンともなれば花見に出掛け、桜の木の下でお弁当を広げる。
また野点が催され、桜を眺めながら抹茶をいただく。
こうした短いながらも"今その時"を楽しむ花見の慣習がある一方、
桜を長く楽しめるように塩漬けして保存し味わう食文化があり、
しかしどちらも桜を愛でる行為に他ならない。

四季折々、自然の恩恵を受けて風土が育み、生み出された豊かな日本の食文化。
旬を盛り込んだ季節料理の数々は、一番美味しい時期を味わい尽くすことに
長けた日本食の醍醐味。
春の食卓に"桜"を食材のひとつに加え、目でも舌でも楽しんでみてはいかがでしょうか。


塩漬けの桜の花と葉

桜の花びらや葉の塩漬けは塩分をほどよく抜いてから使います。
完全に塩を抜いてしまうと風味も抜けてしまうので注意してください。
水気をキッチンペーパーなどでふき取ってから使いましょう。

2017年は桜餅の生誕300周年。桜を食べる文化が長く続いており、
日本の食文化に密接に関わっていることになります。

桜の花びらをあしらった上用饅頭も春ならでは。
お茶や甘酒などの飲み物にも桜の花びらを浮かべて。


歴史の長さも味わい


食卓でも季節を感じます

桜の葉でおむすびを巻いて風味を付けたり、花びらをごはんに散らして彩りを加えたり。

桜の花びらを天ぷらの具材にするだけでグッと季節感が出ます。
日本酒に花びらを浮かべると華やかな演出。


和菓子のみならず、ケーキやクッキーのような焼き菓子、
ゼリーやプリンなどの冷菓、パンなどにトッピングしてお菓子作りに活用できます。


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コラム執筆者紹介
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すえざわ ちはる
瀬戸内海の小さな島で生まれ育つ。柑橘農園を営む父の柑橘でジャムに加工し、マルシェやショップで販売、ジャムやパンの教室、料理のレシピ開発などを手掛けるフードクリエーターとして活動。山登りの趣味が高じて、千葉から山梨に移住。月のリズムに添った生活サイクルを大切にし、「おいしい・たのしい・しあわせ」をモットーに、自然の恵み豊かな山麓の暮らしに根付いた季節の手仕事を楽しみ、週末は山小屋の見習いとして働く。

ホームページ http://jam.choseien.net/



   

 



 
 










 



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